介護がしやすい住まいについて

年末年始の休みももう終わり、明日からはまた仕事が始まります。しかも新しい年の仕事はじめとあって、できるだけ前向きな気持ちでいきたいところですが、残念だったのが大枚はたいて買った宝くじが、末等しか当たらなかったことです。大きくどーんと当たったら、まずは何と言っても手に入れたいのが住宅です。今、3階建ての家に住んでいますが、長方形に長く、横幅が狭く、ツボ床面積も広くないため、親が新築で建てた時から、生活をするには何かと不便なところがありました。それでも若いうちは何とかなりましたが、もうすぐ84歳になる父親は認知症を患っていて、今は何をするにも大変です。
認知症の家族と暮らす住まいは、常に何をしているかを複数の家族が見守れる環境であることや、一日に何度も行くトイレも二人で介助ができる広さをとれること、お風呂も同様で、広めに取ってあることなどが重要になってきます。若いうちはなんでも自分でできますから、広すぎるお風呂やトイレは掃除が大変、と思ってしまいますが、年を取ると人の手を借りないといけないためにどこもかしこもゆとりのあるスペースが必要になることを、つくづく痛感しています。そんな家なら介護ができる住まいになるため、これからも宝くじを買い続ける一年になりそうです。
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